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ポール・ゴーギャン

ゴーギャン 「フォーヴィスムの先駆者」


ポール・ゴーギャン(Paul Gauguin 1848-1903 フランス)

ゴッホと共に後期印象派で、放浪の画家としても知られ、
タヒチの楽園風景の作品群で有名な画家ゴーギャンは、
フランスでは母方の南米チリーの血を受け継ぎ生まれました。

26歳で画塾に通い始めて美術に触れ印象展へ出品します。

ゴッホの呼びかけに応じ、アルルで共同生活を行ったものの破綻し、
パリに戻り、ル・プルデュで、『黄色いキリスト』を製作します。

この当たりから、印象主義から現実の世界へ、
別な世界を現そうとする"総合主義"へ様式を確立していきました。

ヨーロッパを離れ未開の地を求め、
タヒチでの制作活動が始まります。

代表作ともなった『かぐわしき大地』。この作品は同棲した少女を
旧約聖書『創世記』に登場するイブとして描いたものです。

同じ趣旨の作品『異国のエヴァ』
タヒチの楽園風景を描いた『マリア礼賛』
パリに戻り、タヒチ出の作品展を開いたが、
思ったほどの成果はありませんでした。

しかしこの頃になり、これまで描いて来た、
自然にありえない真っ赤な大地を描いて不評をかいましたが、
それも次第に認められてきました。

絵が人間の生についての問いを語る場とした記念碑的な大作
『我々はどこから来たのか、我々は何者なのか、我々はどこへ行くのか』
この作品が、ゴーギャンの全てであるといえるかもしれません。

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