西洋美術史 ロマン主義
ロマン主義
ギリシャ・ローマの古典様式を模範として、理想化された人間像を描いた新古典主義では、感情を抑え、整った形式のなかに知的な美しさを求めた時代でした。
しかしロマン主義は、そんな新古典主義とは異なり、人間の主観や感情の動きを大切にしています。
ロマン主義は、形式にとらわれない人間の主観、
感情の動きを尊重したものです。
代表的な画家はドラクロアやジェリコーです。
ドラクロア
新古典主義に真っ向から対立するロマン主義。知的で整った形式から、躍動感があって熱まで伝わってくるような作品群です。
安定・バランスを重視したルネサンスのあとにそれを崩すようなバロック期が訪れたと同様に、無機質な印象のある新古典主義絵画から、情熱のこもったロマン主義が到来します。(^^)
しかしこのあと、これらの新古典主義とロマン主義、そのどちらにも属さない、
新たな芸術思潮が誕生します。「写実主義」です。
美術史の流れっておもしろいですね。(^^)
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