西洋美術史 世紀末美術〜20世紀美術
世紀末美術
世紀末美術とは、印象派のようにその流派を示すものではありません。(^^)
一般的には、1890年代から20世紀初頭にかけて、退廃的、神秘的、幻想的な絵画・芸術作品のことを指すようです。
有名な画家では、クリムト、シーレ、ビアズリー、ロートレック、ミュシャ、ムンクなど。
この時代に限ったことではありませんが、それでも特にこの時代は神秘的で幻想的な画家が多いように感じます。
クリムト
世紀末美術の人気画家であるクリムト。彼の描く作品は、怪しく妖艶な魅力を放つ女性が主です。性的な描写も多く、彼の恋愛感や思想が伺えるものばかり。同じ時代に生きた画家、シーレとは、年は離れているものの芸術に関してお互いに理解を示していたようですので、共通点を探ることが、クリムトの絵の理解につながりそうです。
ミュシャ
アールヌーボーの奇才。彼は芸術家なのか?それともデザイナーなのか?芸術家の作品であれば、作品に精神性を感じるものです。しかしミュシャの作品には・・・。
ミュシャ自身、それは自分でも感じていたそうです。
「私はこのまま、ただのデザイナーで終わってしまうのか・・・?」
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